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十勝毎日新聞

空港利用2.3倍 コロナ前の7割に回復【帯広】

 北海道エアポート(HAP)帯広空港事業所は、とかち帯広空港の2022年度上半期(4~9月)の利用状況をまとめた。チャーター便を含む全体の旅客数は、前年度比127.7%増の26万9230人と2倍を超え、新型コロナウイルスの影響を受ける前の19年度(36万7057人)の73.3%まで回復。行動制限の撤廃などにより、人流が戻りつつある。

 

行動制限撤廃で通常の座席提供

 帯広-東京(羽田)線は、前年同期比127.8%増の25万9134人。日本航空(JAL)は147.1%増の16万719人、エア・ドゥが102%増の9万8415人。8月に季節運航した帯広-名古屋線は91.9%増の4115人、チャーター便などの不定期便は296.1%増の1953人だった。提供座席数は76.7%増の44万5734席。

 上半期の旅客数の伸びについてJAL帯広支店の澤山英治支店長は「行動制限の撤廃が大きい」と強調。昨年は減便や旅客機の小型化で座席数も縮小していたが、今年からはフル稼働させ、提供座席数も通常に戻りつつある。

 ただ「首都圏と十勝の回復のスピードを比べると首都圏の方が早い」と言い、ビジネス利用もリモートの普及により伸びは鈍い。「全国旅行支援もあり、年内の予約も好調に推移している。安心して旅行を楽しんでもらえるよう取り組んでいきたい」と語る。

 空港内も旅客数の伸びによりにぎわいを取り戻しつつある。帯広空港事業所は「行動制限の緩和による旅行需要の戻りや復便を受けて旅客数が戻ってきている」と分析。その上で「旅客の回復傾向がもっと続くよう、空港としても活気につながるような取り組みをしていきたい」としている。

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