釧路芸術館で「啄木ウォーターフロントツアー」をＰＲする関係者

　道立釧路芸術館とＡＮＡクラウンプラザホテル釧路、港文館は１１月６日、「啄木ウォーターフロント・ツアー」を実施する。対談や朗読を織り交ぜながら、石川啄木の釧路での足跡をたどるイベント。釧路川河口のウオーターフロントに立つ官民三つの施設が連携して初めて実施する。

　当日は、釧路芸術館で「厚岸・国泰寺の２００年」展とロビーで展示中の「若き石川啄木」像、幣舞橋の「道東の四季」のエスキースを観覧した後、ＡＮＡホテルで釧路工業高等専門学校の小田島本有教授と釧路リーディングサークルＶＥＧＡの和田ひろみ代表による「トークと朗読のひととき」に参加。ホテルでランチを食べた後は、幣舞橋の四季の像を鑑賞しながら港文館へ向かう。釧路芸術館の楡金達朗館長は「啄木をめぐる多角的な芸術鑑賞体験とともに釧路のウオーターフロントの魅力を堪能して」と話している。

　参加料４０００円。申込締め切り２７日午後５時。申込先は釧路芸術館・電話０１５４（２３）２３８１、ファクス０１５４（２３）２３８６、メールkushiro-artmu@c-linkage.co.jp