【新ひだか】静内神森の北海道市場で今年最後のサラブレッド１歳馬の競り市「オータムセール」（日高軽種馬農協主催）が17日開幕した。18日までの２日間の日程で、４２５頭（牡１７８頭、牝２４７頭）が上場登録している。

　オータムセールは、昨年も２日間開催で、５０８頭（牡２０８頭、牝３００頭）が上場し、３４８頭（牡１４９頭、牝１９９頭）が売却され、売却総額は12億６８９６万円（税込）。

　17日は、２２９頭が上場し、午前８時半から展示、正午から競りがスタート。コロナ禍の中で、入口での検温や手指の消毒、マスク着用などの感染防止対策が行われる中、駐車場は満車となり、会場には多数の購買希望者や競馬関係者が訪れた。またオンラインシステムも購買希望者に浸透してきており好調となっている。

　正午からの競り開始を前に市場長の古川雅且日高軽種馬農協組合長は「今年最後のセールになりますので、積極的な競りをお願いしたい」とあいさつ。

　この後、早速競りが開始され、購買希望者が注目馬に熱い視線を送り、活発に競り上げていた。

17日に開幕したオータムセール