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釧路新聞

釧商業生がおもてなし イオン昭和で特産品販売実習【釧路】

 釧路商業高校(廣川雅之校長)の流通経済科3年生35人による第17回販売実習会が16日、イオンモール釧路昭和1階サンコートで開かれた。生徒たちは次々と訪れる買い物客に「最高のおもてなし」を実践し、全国から取り寄せた特産品を販売した。

 販売実習会は、これまで学習したことの集大成を生かす場として毎年行われている。今回は釧路や札幌など道内、青森、静岡、兵庫、鳥取の各県の企業計12社から仕入れた。生徒は7班に分かれ、仕入れや値段設定も自分たちで行い、75種類、1293個の商品を用意。商品を宣伝するCMやポスターも製作し、同校のホームページで公開するなど事前の広報にも力を入れた。

 会場には地域や品目に沿った飾り付けの7店舗がオープン。飛(ひ)沫(まつ)防止用シートを張り、ゴム手袋を着用するなど新型コロナウイルス感染症対策を講じながらも「いらっしゃいませ」「ご飯のお供にいかがですか」とマスク越しでも伝わる笑顔で接客。洋菓子や乳製品、おつまみなどを売った。

 このうち1班は、円甘味(小樽市)の「キューブシュー」やスイートオーケストラわらく堂(札幌市)の「おもっちーず」などを販売する「森のスイーツ屋さん」を出店。班員の今野琳さんは「ターゲットの年代を考えながら商品を選んだり、店舗のレイアウトを考えたりと販売までの準備が大変だったけれど、温かいお客さんが多くて報われた」と笑みを浮かべた。

 流通経済科の長谷川修哉学科長は「今年の3年生は宿泊研修や学祭が中止になるなど、入学当初からコロナ禍で楽しみを失ってきたが、きょうは楽しみながら笑顔や元気をお客さんに届けられたのでは。販売の難しさや喜びを卒業後の進路に少しでも生かしてもらえれば」と話していた。

笑顔で買い物客を出迎え、商品をPRする生徒たち

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