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釧路新聞

橋南の歴史学び、地形実感 アースダイバーフットパスで公立大生が地域案内【釧路】

チャランケチャシなどで、公立大生がガイドを務めた「アースダイバーフットパス」

 くしろ元町フットパスを広め隊(菊池吉史代表)は16日、釧路市橋南地区で、地形と人の営みをテーマにまち歩きをする「アースダイバーフットパス」を行った。参加者20人は、案内役の釧路公立大生の解説を聞きながら実地を巡り、自然と歴史が息づく地域について理解を深めた。

 くしろ元町フットパスを広め隊は、釧路発祥の地である元町エリアを拠点とする市民団体「くしろ元町青年団」のメンバーらと地元の学生らで構成。地域を散策しながら、ふるさとの魅力を再発見する活動を続けるほか、弁天ケ浜での清掃奉仕なども手掛けている。

 今回のフットパスは近年、テレビ番組で人気となり、観光商品としても注目を集めている``地形散歩、、から着想を得て実施。橋南地区を舞台とし、釧路公立大の神野照敏教授のゼミ生8人がガイドを務めた。一行は、鶴ケ岱公園武道館前から出発し、春採公園、緑ケ岡遺跡、仏舎利塔などを巡る約10㌔のコースを、風土や土地の成り立ちを意識しながら歩いた。

 このうち、チャランケチャシでは二重の壕跡を実際に歩いて段差を実感。東釧路貝塚(貝塚公園)では高台からの眺めを楽しみながら縄文時代早期から前期の光景を思い浮かべた。さらに、モシリヤチャシでは、現存する土塁の構造から江戸時代の築城当時、周囲を河川に囲まれていたことを再認識した。

 3時間弱歩き通した参加者らは、心地よい疲労感に浸りながら「起伏があって面白かった」「知らない道、素敵な眺めがたくさんあった」と感想を出し合った。イベントを企画し、案内役も担った釧路公立大4年の中村圭太さんは「3時間で10㌔のフットパスは、短すぎず長すぎない、ちょうどよいコースだったと思う。いい景色に出合えたと感じてもらえてよかった」と話した。

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