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苫小牧民報

苫小牧で音楽の旅 北海道五十三次推進機構が来月13日コンサート

北海道の観光振興に取り組む一般社団法人北海道五十三次推進機構(柴田勗代表理事)は11月13日、音楽の旅「北海道五十三次コンサート in 苫小牧」を苫小牧市民会館大ホール(旭町)で行う。同機構は道内を53のエリアに分け、国内外の観光客が楽しめる周遊ルートを構築する構想を掲げており、コンサートを通じてPRするとともに各地の音楽文化の発展につなげたい考えだ。

音楽の旅をアピールする柴田代表理事(右)と瀧代文男事務局長

 同機構は道内観光の一層の推進を目指し、各市町村を車で訪れる活動を昨年4月から始めた。2巡目に入った札幌大学名誉教授の柴田代表理事(89)は「すべての市町村を巡ると車の走行距離は約4500キロに及び、約50カ所の途中休憩が必要だった」と回顧。この経験から、江戸時代の宿場「東海道五十三次」を参考に周遊ルートを作るアイデアを思い付いたという。

 同機構は今年5月に法人化。道内10カ所の空港をゲートウェイ(出入り口)にしながら全市町村を53のエリアに分け、周遊ルート作りと各地の観光資源のデータベース化を進めている。

 音楽の旅は札幌市在住のシンガー・ソングライター川上雄大さんとアンサンブルグループ奏楽(そら)のコンサートを軸に、5年かけて53エリアを巡回する計画。9月に江別市をスタートし、苫小牧市は3カ所目。

 11月13日は午後2時開演。音楽の旅は、地元で活動する人たちとの共演も重視しており、▽クラリネット奏者黒岩真美さん▽歌手栗原ちあきさん▽シンガー・ソングライターかんばやしまなぶさん▽苫小牧東高校と駒大苫小牧高校の選抜メンバーによる合同吹奏楽団―をゲストに迎える。入場料3000円(前売り2500円、高校生以下無料)。チケットは同会館で販売中だ。

 柴田代表理事は「道内の市町村を細かく調べると、それぞれ違った良さがあり、観光資源の宝庫だった。少人数でスマホを使って動く今の旅行者に届く仕組みをつくりたい」と力を込める。

 コンサートの問い合わせはCLEDコンサルティング(和田さん) 携帯電話090(1302)9034。

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