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日高報知新聞

町民1140人が参加【浦河】

浦河警察署前で浦河署員と浦河建設協会が街頭啓発

 秋の全国交通安全運動(21~30日)にあわせて最終日の9月30日朝、浦河町では「町民交通安全の日」の町内一斉街頭啓発が行われた。各地区の町民総勢1140人が参加し、通勤や通学時間帯で交通量が多くなる国道、道道、町道の沿道で交通安全旗を掲げ交通安全を呼び掛けた。

 多発する悲惨な交通事故を抑制し、安全で安心な暮らしの実現を目指して、毎年、春と秋の全国交通安全運動期間中のそれぞれ1日に町民総意による「町民交通安全の日」を設け、町民一斉街頭啓発を実施している。

 一斉街頭啓発は、午前7時半から8時過ぎまでの通勤通学時間帯に、国道や道道、町道の歩道で交通安全のタスキを着用し、交通安全旗やのぼり、横断幕で交通安全を呼び掛けるとともに、通学の児童、生徒とあいさつを交わす「オアシス運動」も兼ねた取り組みとして行われた。

 町内全自治会と事業所、各学校、日高振興局、浦河警察署、各老人クラブ、日高東部運送業者協働組合、浦河建設協会、日高建設協会、室蘭地区トラック協会浦河支部、浦河ロータリークラブ、日胆地区測量設計協会、浦河地区交通安全協会連合会、浦河地区安全運転管理者協会、町交通安全指導員協議会、町交通安全母の会、町交通安全協会の会員らが参加。町や浦河警察署の幹部らも巡回し、町民を激励した。

このうち、道道481号線沿いの堺町小学校近くの交差点では、交通安全のたすきをかけた参加者が登校する子どもたちとあいさつを交わしながら交通安全を呼び掛けた。

 また、浦河警察署前の国道235号沿道では、警察署職員と浦河建設協会メンバーら約130人が参加し、シートベルト着用や飲酒運転根絶のプラカードと交通安全の旗などを手に、優駿浪漫街道とする日高路での交通ルール順守を訴えた。

 浦河署管内の9月28日現在の交通事故発生状況は、前年度比3件減の11件で、傷者15人、死亡ゼロとなっている。同署の佐藤匡輝副署長(当時)は「町全体で交通安全への取り組みに協力していただき、警察署としても大変ありがたい。こうした取り組みが浦河警察署管内の3町に広がり、悲惨な交通事故の撲滅につながれば」と話していた。

 地区別の参加人数は次の通り。

 ▽市街地240人▽堺町~築地450人▽東町~白泉120人▽緑町、向別、向が丘、絵笛60人▽井寒台、東栄、富里60人▽東部70人▽荻伏~野深140人

堺町小近くの交差点で子どもたちとあいさつを交わしながら交通安全を呼び掛ける参加者たち

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