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函館新聞

市内最後の1基、本通の「タコ遊具」新しく 函館市が検討【函館】

本通第1号児童公園にある市内最後の1基となったタコの形をした遊具

 函館市は、本通第1号児童公園(本通2)にある市内最後の1基となったタコの形をした大型遊具について、地域住民の声を受け、タコの形の遊具のまま新しくする方向で検討している。長年親しまれてきた遊具は一度撤去され、同様の遊具が設置されることになりそうだ。

 同公園の「タコ遊具」は1980年に設置された。公園は遊具が由来となって地域の子どもたちから「タコ公園」とも呼ばれている。ただ、設置から40年以上が経過し、コンクリートがひび割れたり、はがれたりして老朽化が著しい状態だ。

 市内では富岡中央公園と日吉児童公園にも同じようなタイプのタコ遊具があったが、老朽化や安全上の観点からすでに撤去されている。

 本通が市内で最後の1基となったことから、市公園河川整備課は地域住民の意見を公園整備に反映させるため、今月ウェブを利用したアンケート調査を実施した。「タコ遊具を同様の遊具として更新する」か「複合遊具として更新する」かの二択で意見を聞いたところ、100件以上の回答が集まり、8割近くが「タコ遊具を同様の遊具として更新する」だった。

 アンケートの結果を受け、市は現在と同じような遊具を新しく設置する方向で検討を開始。工事の時期などは未定だが、同課は「地域住民の声を尊重したい」としている。

 市の方針に公園利用者からは歓迎の声が上がった。息子2人を連れて公園を訪れていた本通1の久慈綾乃さん(31)は「校区内で子どもたちに一番人気があり、親しまれている公園。タコの遊具も子どもたちに人気があるので、残した方がいいと思う」と話す。また、函館大谷高校1年の古谷俊貴さん(16)は「タコの遊具は公園のシンボル。自分も気に入っているので、タコの遊具のまま残るとしたらうれしい」と喜んだ。

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