鹿追・チョウザメ 北の屋台に 19日から蝶鮫祭【帯広】
北の屋台(杉山輝子理事長、全20店)は19日から、鹿追町のバイオマスプラントによる発電の余剰熱で養殖したチョウザメを使った「蝶鮫祭(チョウザメフェア)」を開催する。初めての試み。各店は刺し身やムニエルなどメニュー開発を行った。フェアは10月1日まで。
フェアに参加するのは、北の屋台全店と市内の飲食店Anna Anna(アンナ アンナ)。北の屋台では以前から十勝の新しい味覚としてチョウザメに注目、北海道の食を発信するサイト「食べレア北海道」を運営する東洋(帯広)と、フードバレーとかちを推進する帯広市の協力も得て開催することになった。北の屋台で新しいフェアが開催されるのは、2019年のビーツ(ロシア料理などに使われる根菜)フェア以来3年ぶり。
1日にサンプルとして3匹が北の屋台に届き、屋台3店の店主がさばいて各店に希望の部位を配布した。各店では配られた部位を活用し、新メニューの開発に着手。刺し身など素材の味を生かした料理から、揚げシューマイや甘酢あんかけなど手の込んだ料理まで、幅広い料理が楽しめそう。
鹿追町の養殖チョウザメは14年から開発がスタートし、これまで同町内の飲食店数店で提供されていた。今年度からは月に10匹程の出荷が見込めるようになり、町外への出荷も始まっていた。北の屋台で提供されるのは6~8歳程の雄で、体長約80センチ、体重約2.5キロ。同町商工観光課の鈴木綾主任は「水を掛け流して養殖するのでくさみがなく食べやすい」と話す。
北の屋台の松下博典専務理事は「市場に多く出回るのはまだ先の新しい味覚。ぜひ食べてみてほしい」と話している。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】