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苫小牧民報

コミュニティカフェ「こま猫屋」オープン 町民の憩いの場に 厚真

安平町民と近隣の有志でつくるNPO法人生活支援の会「ねこのて」が、町内追分緑が丘にコミュニティカフェ「こま猫屋」をオープンさせた。地域住民が気軽に立ち寄れる憩いの場としてはもちろん、向かいにある医療機関あびら追分クリニックに通院する人に、バスが来るまでの待合所として利用してもらうことも期待している。

あびら追分クリニック向かいにオープンした「こま猫屋」

 支援の会は、追分地区にある赤いひまわり薬局のスタッフと追分クリニックの元看護師らが中心となって昨年11月に発足し、会員は現在12人。自家用車がないため買い物に行けない人や、「荷物が重たい」「大きいものを運べない」といった悩みを抱える町民の買い物代行サービスを中心に活動してきた。

 コミュニティカフェのオープンは、追分クリニックの利用者にバスの待ち時間を有効に活用してもらおうと考えたのがきっかけ。同薬局のスタッフで支援の会事務局を務める菊地和世さん(53)によると、「次のバスが来るまで30分から1時間ほど待たなければならないことがあり、薬局の中で申し訳なさそうにしているのを解消してあげたかった」と話す。

 これを受け、支援の会は移動可能なトレーラーハウスを購入し、同薬局の横に設置。内装などを手掛けて今月5日に開設した。カフェではコーヒーや紅茶、ほうじ茶、ラムネなどを用意するほか、この時期はかき氷も提供。秋には建物裏の畑で育てるサツマイモを使って焼き芋の販売なども計画しており、「交流の輪を広げていきたい」と展望する。

 運営は、会員が仕事の合間や休みなどを利用して対応に当たる。菊地さんは「近所の方がふらっと来てくれるような場所になれば。地域の小さなことをしっかり拾っていくことで、広がりが生まれればうれしい」と構想を描く。

 コミュニティカフェの定休日は、追分クリニックが休診となる日曜、祝日と第2以降の土曜日。営業時間は原則午前9時~午後4時。詳細はインスタグラム(nekonote_komanekoya)やチラシを使って情報発信していく。問い合わせは菊地さん 携帯電話070(1255)3384。

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