クイズラリーに参加した来館者

９月を「宇宙月間」としている釧路市こども遊学館は、現在の８８星座が制定されて今年で１００周年に当たることから、特別展示やクイズラリーなど宇宙や星座を遊びながら学ぶ催しを行っている。３日には、多くの家族連れらが訪れ、イベントを楽しんだ。 　同館４階では特別展示「ガイア衛星がとらえた最新全天星図」を実施。位置天文衛星「ガイア」の観測データで作られた大型の全天星図を、来場者が興味深く観察していた。「クイズラリー・８８星座を見つけよう」では、ラリーカードに書かれた星座にまつわるクイズに挑戦した子供たちが、館内５カ所に掲示の星座絵や説明ポスターから保護者らに手伝ってもらい答えを見つけ出した。 　このほか、来館者が後日プラネタリウムに投影されるオリジナル星座絵を制作。サイエンスショーでは星座の位置などを知る「星座のひみつ」を行った。市内から訪れた手塚穂（ひな）さん（４）は「きれいなので星が好き」と、笑顔でクイズラリーを楽しんだ。 　イベントは３０日まで。開館は午前９時３０分～午後５時（入館は午後４時３０分まで）。問い合わせは０１５４（３２）０１２２へ。 （嶋守善一）