幅広いスポーツを体験できるイベント 価値や可能性知る 障害サッカーなど楽しむ 厚真
気軽に楽しめるように考案された競技、レクリエーションから、障害者スポーツまで、幅広いスポーツを体験できるイベントが厚真町内で初めて開かれ、町民がスポーツの価値や可能性に理解を深める機会になった。棒を使ってピンを狙うフィンランド発祥の棒倒し「モルック」、障害サッカー(アンプティサッカー)など普段触れることのない競技に、町民は夢中になってチャレンジしていた。

アンプティサッカーを楽しむ参加者
一般社団法人ソーシャルスポーツマネジメント(札幌市)と地元の厚真けん玉クラブのコラボ企画。同法人は、スポーツでの人や地域との交流、共生社会の実現など、スポーツが持つ価値を地域社会の発展や社会問題の解決につなげる活動を展開している。
イベントは活動の一環で、4日に町総合福祉センターで開催された。会場には、誰でもすぐに楽しめる拳玉やモルックをはじめ、パラリンピック種目のボッチャやゴールボールなど、さまざまな種目を自由に体験できるコーナーが設けられた。
このうち、上肢および下肢の切断障害を持った選手がプレーするアンプティサッカーのコーナーでは、道内チームのアシルスフィーダ北海道AFCのスタッフらが手ほどきし、競技の魅力を伝えた。参加者は慣れない動作に悪戦苦闘しながらも存分に楽しみ、会場内は熱気と笑顔に満ちた。
イベントを企画したソーシャルスポーツマネジメントの山田憲治代表は「みんなが楽しめる遊びの部分をクローズアップした。障害者スポーツの体験では受け身になることもあるが、どの種目にも意外とすんなり自分から入っていき、面白がってやっていた」と手応えを語り、「これからも(イベントを続けて)やっていけたら」と展望した。
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