カルチャーセンターに設けられた缶バッジの販売コーナー

伊達野菜を取り入れた缶バッジ

　芸術文化施設・だて歴史の杜カルチャーセンター（伊達市松ヶ枝町）のオリジナル缶バッジが誕生した。伊達市の特徴をデザインに取り入れ、職員が手作り。子どもから大人まで幅広い層が購入し、好評を得ている。

　カルチャーセンターへの誘客を目的に交流サイト（ＳＮＳ）のアカウントを開設する際に、アイコンとなるキャラクターを作った。アカウントの閲覧者から「キャラクターが使われた雑貨などがあれば欲しい」という声が寄せられ、７月中旬から製作を進めた。

　カルチャーセンターの指定管理者、伊達観光物産公社（同町、鎌田衛社長）が８月２５日から販売。６日までに１００個ほどが売れた。

　バッジは大きいサイズ（直径４・５センチ）と小さいサイズ（３センチ）を用意。デザインの種類は大が１０種類、小が８種類。全種類のデザインがそろい、バッジの表面が輝いているコンプリートセットをサイズごとに用意した。

　大学でデザインを学んでいたという同公社職員の米竹愛子さん（２９）がバッジの絵を考案し、描いた。カルチャーセンターがある総合公園だて歴史の杜の出入り口に建つ大手門をはじめ、伊達野菜、北黄金貝塚などを取り入れた。

　価格は大が２００円、小が１００円。コンプリートセットは大が２千円、小が８００円。いずれも税込み。カルチャーセンターのほか北黄金貝塚情報センターでも扱っている。

　米竹さんは「伊達市の特徴を捉え、親しみやすいようにかわいらしいデザインに仕上げた。かばんに付けたりすることもお薦め」とアピールしている。