高校生も医療費無料化 町外在住の通学生も対象【広尾】
広尾町は来年度から、中学生までを対象に行っている医療費の全額助成を高校生にも拡大する。広尾高校の全生徒と町内の親元から町外の高校に通う生徒(下宿生含む)が対象。広尾高校の生徒確保策として、町外からの通学生(同)も助成対象に含めた。
7日の町議会定例会で、村瀬優町長が12月議会に関連する条例改正案を提出する考えを示した。
現在は道事業として、6歳未満の乳幼児(通院・入院費)と小学生(入院費)を対象に医療費が助成されている。町は2015年度から独自事業として、中学生までの医療費の全額を助成している。
高校生の医療費無料化をめぐっては、議会から人口減対策と絡めて早期導入を促す声が上がっていた。一方、少子化を背景に広尾高校の間口維持に向けた環境は年々厳しくなっており、新たな生徒数確保対策が求められていた。
町によると、7月現在、広尾高校の在校生は114人(うち町外からの通学生は17人)、町外の高校に通っている生徒は50人。これをベースに、高校生拡大分の経費は250万円程度と見込んでいる。なお、町外から広尾高校に通う生徒のうち、住所を有する市町村で助成制度がある場合は対象にならない。
町は来年春の入試に向け、医療費助成制度の拡充を広尾高校のPRパンフに掲載する予定。村瀬町長は「子育てを支援し、広尾高校の継続にも取り組む」と話している。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】