【様似】８月25日で町内の死亡交通事故ゼロが１０００日を達成し、７日に日高振興局長から町へ、浦河警察署から町交通安全運動推進協議会へそれぞれ感謝状が贈られた。

　町内の死亡交通事故は、２０１９年（令和元年）11月29日が最後。平宇で漁業者が事故を起こし亡くなっている。

　感謝状は、役場庁舎で生田泰振興局長から荒木輝明町長、佃正広署長から同協議会の鵜木健会長へぞれぞれ贈られた。荒木町長は「19年の事故を教訓に交通事故防止に町をあげて取り組んできた。町民には交通安全意識の高揚を図ってもらい、事故を起こさない、遭わないを胸にこれから１５００日、２千日とゼロ日を延ばしていきたい」と決意を新たにした。

　鵜木会長（62）は「地域、家族、会社など、日々交通安全啓蒙に努めてきた。強化より継続することが大事ととらえている。交通事故が無くなってほしいという思いで活動をしていきたい」と話した。

　管内最長記録は、えりも町が２００６年（平成18年）10月10日から14年４月29日まで継続した２７５９日。１日現在の道内最長記録は、オホーツク管内西興部村の１万76日で継続中。管内は新ひだか町の１０２５日で継続中だ。

交通事故死ゼロ１０００日を達成し生田振興局長（右）から感謝状を受けた荒木町長（右から２人目）。佃署長（左）から感謝状を受けた鵜木会長（左から２人目）