北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

千代台公園陸上競技場、大規模改修へ 函館市が来年度【函館】

第2種公認継続のために来年度に大規模改修を行う千代台公園陸上競技場

 函館市は来年度、千代台公園陸上競技場の大規模改修に着手する。同競技場は公式記録が認定される道南唯一の日本陸連認定の第2種公認陸上競技場で、改修は2024年4月に行われる公認継続検定をクリアするために行われる。費用総額は8~9億円程度を見込む。来年度は同競技場の使用ができなくなるため、各種大会は北斗市の運動公園などで分散して開催する。

 1961年に開設した同競技場は、99年に全天候型400メートル×9レーンと天然芝インフィールドをもつ第2種公認陸上競技場にリニューアルした。公認継続検定は5年ごとに行われ、これまでは毎回約2億円の補修作業で基準をクリアしていた。

 しかし、リニューアルから20年以上経過し、経年劣化が目立つようになり、今年7月に日本陸連に事前調査を依頼。トラック上部のウレタン部分の痛みが激しく、全面的に張り替えなければ検定クリアが難しい状態であることを指摘された。

 市教委は現在開かれている市議会定例会に改修のための設計費用など1560万円を計上。12月議会に改修事業費を計上し、来年4月から11月ごろまでに作業を終えたいとしている。

 来年度は同競技場が使用できなくなることについて、市教委は道南陸協や道南地域の各学校などに報告済み。

 7月に予定されている函館マラソンについては例年通りにスタート&ゴール地点として使用。ウレタンをはがしたアスファルトの状態の上に選手が並ぶ。

 市教委生涯学習部の川村真一部長は「同競技場は函館市のみならず、渡島・桧山の競技者にとっても重要な施設。1年間不便をかけるが、将来的に安心、安全に利用できるようにしっかりと改修作業に取り組みたい」と話している。

関連記事

十勝毎日新聞

餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】

 帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...

十勝毎日新聞

夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。  約2万個のLED(発光ダイオード...

十勝毎日新聞

新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】

 帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス