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室蘭民報

「鬼サウナ」10日“産声” 登別グランドホテル【登別】

サウナ室内には鬼の棍棒をイメージしたサウナストーンを設置。室温は熱めの110度に設定される

サウナ室前には地獄窯のような羽釜水風呂・湯風呂を設置している

「熱気と元気、届けたい」

 登別グランドホテル(登別市登別温泉町、中牧昇一社長)は、登別温泉のシンボル「鬼」をテーマにした「鬼サウナ」を新設した。昨今のサウナブームの火付け役である「ととのえ親方」こと松尾大さんがプロデュース。10日から営業を開始する。

 同ホテルでは、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けている登別温泉街をサウナを呼び水に盛り上げたい―と発案した。一口オーナー制度「鬼サウナファンド」を立ち上げて資金を調達。目標額7500万円のうち、1日時点で約6500万円が集まっているという。

 サウナ室の外観は地獄谷の崖のような岩肌を再現し、内装は木材をベースに構成。鬼の金棒をイメージしたフレームに大量のサウナストーンを収容し、室温は「鬼」の名に恥じない通常より高めの110度に設定する。正面の大きな窓などからは四季折々の景色を望むことができる。

 このほか、サウナ室前には地獄釜のような羽釜水風呂・湯風呂が並び、サウナのみならず温冷交代浴も楽しめる。夜になると「青鬼・赤鬼」をイメージした青色、赤色のライティングが輝く。

 同ホテルでは今後、深さ約1・7メートルの大型の樽(たる)を利用した水風呂の設置なども計画している。

 1日に内覧会が行われ、地元関係者や報道機関に公開した。中牧社長は「コロナ禍で人流が滞っている中、声を大にして登別温泉から熱気と元気を届けたい」と話していた。

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