犬猫の保護活動身近に 4日に北洋大でペットイベント 譲渡会やドッグラン
札幌市を拠点に活動する犬、猫の保護団体「札幌Dear Life(ディアライフ)」は4日、苫小牧市内では初となるペットイベント「ニャンと!!ワンダふる!!マルシェ」を北洋大学(錦西町3)で開催する。保護犬・猫の譲渡会をはじめ、ドッグランなどを実施。キッチンカー出店や雑貨販売などもあり、犬、猫を飼っていない人も楽しめ、保護活動を身近に感じられる催しとなっている。
イベントは「新ひだか犬猫ボランティアWARP」と「苫小牧ねこのかくれざと」が協力。市や北洋大学の後援で行われる。
各団体で保護している犬、猫の新しい飼い主を探す譲渡会を開催するほか、ドッグランを開設。犬のしつけ教室やペットの撮影会を行う。犬、猫の服やアクセサリー、ペットフードの販売などペット連れで楽しめる多彩な企画を用意している。
市や胆振総合振興局による動物愛護の啓発展示も予定している。
このほか、植物の寄せ植えや木工品、布小物といった雑貨ブースを設置。揚げ物やカレー、豚丼、ソフトクリームなどを販売するキッチンカーも並ぶ。ミニ縁日やメダカすくい、昆虫くじなど子どもが楽しめるコーナーも準備中だ。
物販などの売り上げの一部はディアライフやイベントに協力する2団体が保護する犬、猫の医療費に充てられる。
ディアライフはこれまで札幌市内を中心に譲渡会を行い、新しい飼い主探しを続けてきた。最近は犬、猫を家庭に迎えたい人以外も参加しやすいよう、グルメやペットフード、雑貨販売などのマルシェ企画として催している。
今回のイベントは、過去にディアライフから保護犬の譲渡を受けた市民が「苫小牧でも何かできないか」と働き掛けたことがきっかけで実現したという。
同団体の保護主、佐藤佳江さんは「保護活動と聞くと敷居を高く感じてしまうのか『自分とは関係がない』と距離を置く人も少なくない」と指摘。「保護活動への協力は犬や猫を迎え入れることだけではなく、(会場で買い物をするなど)いろんな方法があることを知ってもらえれば」と話す。
関連記事
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
12月1日「Xマスコンサート」 サンタの会、活動振り返る展示も【伊達】
西胆振で活動する音楽ボランティアグループ・サンタの会(太田亜紀子代表)のクリスマスチャリティーコンサート「ぼくらの音楽会」が、伊達市梅本町の伊達信用金庫コスモスホールで12月1日に開かれる。ク...
健千窯の津村さんに社会ボランティア賞 国際ソロプチミスト日本財団表彰【登..
工房、不登校児の居場所に 登別市緑町の窯元・健千窯を主宰する津村健二さん(79)が、国際ソロプチミスト日本財団から社会ボランティア賞を受賞した。2012年から市内小中学校の不登校の子どもたちに...
「いい(11)夫婦(22)の日」 最高齢医師 支え合う【音更】
夫婦で田中医院(音更町木野大通東15ノ2)を営み46年目を迎えた精神科医・院長の田中章二さん(85)と、内科医・副院長のサイ子さん(86)。十勝の現役医師で最高齢となった2人は、共に大病を乗り越...
川の見回り 馬上から 悪路も悠々踏破 帯開建と畜大実験【帯広】
帯広開発建設部と帯広畜産大学は21日、帯広市内の札内川河川敷付近で馬を活用した騎馬パトロールの試行実験を実施した。馬を活用することによる河川管理などへの可能性の検討を目的とし、その効果や課題な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】