音楽で交流し盛り上がる【新ひだか】
【新ひだか】「第6回Dr.K Rock Festival2022」(実行委主催)が28日、静内川左岸公園駐車場会場で開かれた。町、日高報知新聞、静内ライオンズクラブ、静内ロータリークラブなどの後援。
同フェスは、「音楽を通して地域の活性化と交流の場を!」をスローガンに、2015年(平成27年)にスタートして以降、野外音楽祭を毎年開催していたが2020年、21年は新型コロナの影響で中止となり3年ぶりの開催。町内外から約100人の来場者で盛り上がった。
当初は、静内川左岸緑地公園を会場に開催を予定していたが、15~16日に降った雨の影響で、同公園駐車場に会場を変更した。この日は、午前中に一瞬強い雨に見舞われたが、午後には晴天となり爽快な野外ライブとなった。
トップバッターは1989年の結成以来、全国各地で精力的な演奏活動を続けている染退(シベチャリ)太鼓の勇壮な演奏でスタート。総勢16組の出演者が持ち時間30分で3~4曲を披露。鵡川高校軽音楽部はJ―POPを、「Groovy Salt(静内高校)」はオリジナル曲を披露し、爽やかな演奏と歌声が会場に響き渡った。
ゲスト出演は、三石出身の歌手、阿部卓馬さんや札幌のr.a―ru。プロの歌に惜しみない拍手が送られたほか、元Classの日浦孝則さんは自身のヒット曲「夏の日の1993」を歌い上げ、当時と変わらない美声に会場は酔いしれた。
また、出店ブースも好評で、フリージア(カレー、パスタ)やBASE.S CAFE(ローストビーフ、ソフトクリーム)、手作り工房みると(ハンバーガー、ホットドック)、河田食品(おからドーナツ)なども来場者でにぎわった。
大トリで出演した「Amici Piacevoli」の小松幹志実行委員長(町立静内病院長)は「会場が変更になったりいろいろあったが、3年ぶりに開催出来て良かった。天気も良くなってきて、思った以上に来場者もあり、練習もままならない中の演奏だったが協力してもらった人たちに感謝です」と笑顔で話していた。
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