１日に国連が提唱する「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）」に賛同し実践の取り組みを宣言した日高東部森林組合（森政巳組合長）は10日、浦河第二中学校を訪れ、合同チームとして全国大会出場を決めた浦河第二・様似中野球部に、寄付金を贈呈した。

　同組合のＳＤＧｓ達成に向けた取り組みで、地域社会への貢献として地元スポーツ団体などへの寄付や芸術活動への協賛などが盛り込まれており、これらの一環として全国大会に出場する合同チームへの支援を決めた。

　この日は、自身も中学時代（浦河第一中野球部）に全道ベスト４と活躍した元球児の濱谷雅樹参事が浦河第二中を訪れ、「全国大会出場おめでとうございます。試合をこなすごとにチームワークが醸成され、活躍される姿に感銘を受けました」と合同チームへ寄付金を贈呈。同校の小林史明教頭と野球部顧問の桜井紀男、永田あゆみ両コーチが目録を受け取り、「子どもたちのために使わせていただきます」と感謝した。

濱谷参事（中央左）から寄付金を受け取った桜井顧問（同右）