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日高報知新聞

3小学校児童が交流【新ひだか】

【新ひだか】町教委主催の児童交流活動事業「まちなかウォークラリー」が1日開かれ、静内小(32人)、山手小(22人)、東静内小(7人)61人の児童たちが参加した。

 2023年4月に3校の統合により新しい静内小学校となるため、児童同士の交流を図る事を目的として実施。

 ラリーは、静内小学校を発着地とした市街地1周約3・5㌔のコース。小学校と学年を振り分け編成した各10人の6チームに分かれて出発した。

 渡されたチェックシートのコースを見ながらチーム全員でまちなかを探検。コースにある「消火栓をみんなで探し、ついているシールを集める」「指定場所での集合写真は必ず全員が写っていること」「郵便局前のポストに提示されている休日の回収時間」などの課題をクリアしながら役場や神社などのチェックポイントを周った。

 初めて顔を合わせる児童たちは、緊張して互いに声をかけにくかった様子もあったが、チーム全員で写真を撮ったり課題に挑戦していくうちに少しずつ打ち解け、「交流を図る」という課題も一歩前進。ゴールの静内小に戻って来た時には、一体感があった。

 静内小から参加した4年生の成田蘭菜さんは「公民館にあるカエルの像は、はじめて見た」、山手小1年生の島貫桜月(さき)さんは「ほかの学校の人が優しく話かけてくれてシールがたくさん集められて楽しかった」とそれぞれ話していた。

 久保田達也教育長は「これから統合までに1年かけて、交換授業や交流をして児童たちが少しずつ馴染んでいってくれたら良いと思う」と話した。

出された課題を考え神社に向かう児童たち

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