【新ひだか】アジアン・スポーツ・プロモーション（畠中浩旭代表）主催の「チャリティープロレスｉｎ新ひだか」が２日夜、三石本町の町総合町民センターはますで開かれ、約２００人の親子連れなどのプロレスファンが豪快な技のかけあいや白熱した試合を楽しんだ。町社会福祉協議会、町商工会が後援。

　試合前に畠中代表が「町の社会福祉のために役立ててほしい」と社会福祉協議会に売り上げの一部を贈呈。自身もプロレスラーの畠中代表（53）は桧山管内せたな町出身。プロレスラーの大木金太郎さんに憧れてプロレスラーを目指し、現在は全国でプロレス興行を積極的に行っている。得意技は、ショルダースルーやドロップキック、ギロチンドロップなど。

　地元の「極真空手」（馬場欣治代表）の生徒７人が空手の型を元気に披露したあと試合開始。

　第１試合15分１本勝負シングルマッチや、60分１本勝負タッグマッチのほか、全員がリングに上がってバトルロイヤルなど６試合が行われ、畠中代表や義足のレスラー谷津嘉章選手（66）、室田渓人選手（31）、中野貴人選手（27）、最高齢の若松市政選手（80）、神楽選手（37）、ＧＯＳＡＫＵ選手（45）、ＴＡＪＩＲＩ選手（51）、元沖縄プロレス所属のアグー選手らがそれぞれ得意技を披露した。

　途中、場外乱闘もあって会場は大盛り上がりを見せ、また休憩時間には子どもたちがレスラーとの記念撮影を楽しんだ。

　最後のバトルロイヤルでは会場から本桐の橋本興業の橋本勝司社長と、町教委の生涯学習課小瀧健二主幹がレフリーに指名され、試合をさばいた。

バトルロイヤルにレフリーとして特別参加した小瀧さん（左）