釧路の夏彩る、3年ぶりの港まつり 日程短縮、規模縮小も熱気【釧路】
釧路の短い夏を盛り上げる、第75回くしろ港まつり(くしろ港まつり会主催)が6日、開幕した。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。主会場を北大通から釧路港耐震・旅客船ターミナルに移し、出入り口を2カ所にするなど感染対策を徹底。日程を2日間に短縮し規模も縮小したが、水産都市・釧路を象徴する「大漁ばやしパレード」などを行い、盛り上がりを見せた。
この日の釧路市中心部は曇り空で、最高気温は20・2度と若干肌寒さを感じる天気となったが、多くの市民らが来場した。大漁ばやしパレードに先立ち、くしろ港まつり会長の蝦名大也釧路市長が「一体となって短い夏を、まちを盛り上げていこう」とあいさつした。
パレードには、釧路魚がし会、港湾事業部会、釧路聴力障害者協会蝦夷太鼓の3団体から約260人が参加。午後7時にスタートし、船をかたどり派手な電飾が施された個性豊かな山車3台が「右へ行け!左へ行け!」と威勢よく蛇行させながら岸壁を駆け抜け、熱気に包んだ。釧路在住の娘たちと訪れたオホーツク管内美幌町在住の山田ミツ子さんは「すごいですね。こんなににぎやかで楽しいとは思わなかった」と目を輝かせていた。
このほか、市上下水道部は「水の週間キャンペーン」を行い、高圧洗浄車による下水道管の清掃実演や、マンホールカードの配布などを通じて1~7日までの同週間を啓発した。北海道横断自動車道釧路地区早期建設促進期成会による道東自動車道利用促進キャンペーンも行われた。
最終日の7日は音楽パレードやおまつりパレード、YOSAKOIソーランステージ、11~13日に行う「第13回釧路くじら祭り」のPRイベント、民謡と日本舞踊、傘踊りのコラボ企画などを予定している。
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