北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

苫小牧民報

樹木について学ぶ ポロト自然休養林で森歩き 白老

白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団は4日、ポロト自然休養林などで夏季特別プログラム「ポロトの森歩き」を開いた。町民9人が参加し、スタッフ3人の案内でウポポイ内やポロト湖東岸周辺の散策路を歩きながら樹木について学んだ。

ポロト湖畔の散策路で植物やアイヌ民族との関わりを紹介するウポポイのスタッフ(中央)

 スタッフは、ミズキ(ウトゥカンニ)やマメ科のイヌエンジュ(チクペニ)などの樹木を紹介した。

 ミズキは「白老地域では神にささげる木製のイナウ(祭具)の材料になっている」、イヌエンジュは「香りが強く、木片はマムシよけのお守りにされた」と、アイヌ民族に伝わる物語などと共に伝え、参加者は熱心に耳を傾けていた。

 同財団は10月まで、ウポポイ内を散策しながら先住民族の暮らしと植物の関わりについて無料で紹介する「コタンの樹木案内」を午前10時と午後3時から実施している。対象は小学生以上(小学生は保護者同伴)で、定員は8人(先着順)。

 参加希望日の3日前までにメールで事前予約が必要。希望日時、参加予定人数、全員の氏名と年齢、緊急連絡先となる携帯電話番号、メールアドレス、さらにアレルギーや持病などを明記して送信する。ウポポイの入場料は別途必要。

 申し込み、問い合わせはウポポイ メールアドレスupopoy-field@ff-ainu.or.jp

関連記事

十勝毎日新聞

餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】

 帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...

十勝毎日新聞

夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。  約2万個のLED(発光ダイオード...

十勝毎日新聞

新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】

 帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...

函館新聞

遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】

 遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...

函館新聞

GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..

 函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス