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函館新聞

機械掘削に興味津々 新幹線親子ツアー【北斗、七飯】

トンネルの本坑内で担当者の説明を聞く参加者

 【北斗、七飯】北海道新幹線を身近に感じ、一層の利用促進につなげる親子ツアーが4日、北斗市と七飯町で開かれた。普段は見ることができない新函館北斗―札幌間にある渡島トンネル南鶉工区(北斗市中山、延長4・4キロ)での機械掘削現場を見学するなどし、新幹線の整備について理解を深めた。

 道新幹線建設促進道南地方期成会(会長・池田達雄北斗市長)が主催、渡島管内の親子14組28人が参加した。8日にもツアーを行い、渡島、桧山管内から14組28人が参加予定。

 南鶉工区では、参加者がバスで車抗を1・2キロ走り地下100メートル地点に到着。本坑に入り、機械掘削の現場を見学した。先端にドリルが付いた「ブームヘッダー」(全長20メートル、高さ5メートル、重量120トン)で、参加者が順番に運転席に乗り込んで疑似操作を体験。函館桔梗小学校4年の渡辺知優さん(9)は「レバーを操作したらドリルが動いてびっくりした。機械の上はすごく高かった」と興奮気味に話した。

 このほか、道新幹線車両基地(七飯)、新函館北斗駅を見た。ツアーは函館バスの縄文PRバス「Go!縄文号」を活用した。

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