８月１日からの「北方領土返還要求運動強調月間」に合わせて、浦河町栄丘の日高合同庁舎の１階エントランスホールでは、署名コーナの設置とパネル展を開催している。

　道では、北方領土問題の解決に向け、道民世論の結集を図り国の外交交渉を積極的に後押しするため、８月を北方領土返還要求運動強調月間と定め、関係団体が連携し、一層強力に北方領土問題の啓発活動を実施している。

　日高振興局では、今月１日～31日までの期間、北方領土に対する理解と関心を深めてもらうことを目的に、パネル展や署名キャンペーンを実施。管内の各企業、関係団体などに協力を要請し、より多くの署名機会を設けている。

　パネル展では、「北方領土フォト川柳作品展」と題し、北方領土返還への思いを込めた川柳やフォト作品を展示しているほか、署名コーナーでは、啓発用品などの配布も行われている。

　また、26日には、札幌市で開催される「２０２２北方領土返還要求北海道・東北国民大会」に合わせて、全道一斉の街頭啓発が行われ、日高振興局でも、午後４時からコープさっぽろパセオ堺町店で署名活動や啓発グッズの配布を予定している。

日高合同庁舎で行われている北方領土パネル展と署名コーナー