水槽の内側の汚れをブラシで落とす子ども

　函館市の一般社団法人ブルーコモンズジャパン（旧はこだて海の教室実行委）は１日、小学生を対象にした講座「水族館飼育員体験」を、函館朝市ミニ水族館（函館朝市えきに市場内）で開いた。函館や北斗、七飯の１～５年生９人が、水槽の掃除や餌やりを楽しんだ。

　日本財団「海と日本プロジェクト」の一環で、夏休みの恒例イベントで今年で４回目。今年は計３回実施し、７月２９日に７人、今月２日に８人が参加。水槽にはホッケやイシガレイ、クロソイなどの魚が泳いでいる。

　参加者は２グループに分かれ、ブラシを使い水槽の内側の汚れを落としたり、ガラスを布で拭いて曇りを取ったりしたほか、餌やりをしながら生きた魚への理解を深めた。

　函館昭和小学校５年の宝保留奈さん（１１）と、同１年の幸奈さん（６）姉妹は「意外と水槽にごみがたくさんあって面白かった」と笑顔を見せた。