夏詣フォトコンテストをＰＲする西村副理事長（右）と権禰宜の伊部さん

　函館湯の川温泉旅館協同組合（金道太朗理事長）と湯倉神社（湯川町２、伊部宗博宮司）は、湯の川地区で撮影した「映える写真」を募集する「夏詣フォトコンテスト」を実施している。募集期間は２１日まで。

　夏詣は、年の半分を終えた夏季に残りの半年の平穏を願う新しい風習。コンテストは湯の川地区を盛り上げ、魅力を発信しようと組合と同神社が共同で企画した。

　コンテストは湯の川温泉や神社境内の「映えるポイント」をテーマとした写真を組合ホームページの専用フォーム＝二次元コード参照＝から応募。組合の特別賞「映え賞」、神社の特別賞「萌え賞」（各１本）の受賞者には、湯の川温泉宿泊優待券３万円分が贈られる。このほかにも、地域の特産品などが進呈される賞計２０本を用意。募集作品は順次同組合のインスタグラム（＠ｙｕｎｏｋａｗａｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ）で公開する。

　湯倉神社境内では、なでると願いごとが成就すると伝えられる「神兎」をモチーフとしたフォトスポットや夏を感じさせる風鈴など「映える」ポイントが多彩。期間中は夏詣限定の特別御朱印を用意しているほか、キッチンカーの出店も予定。インスタグラム（＠ｙｕｋｕｒａｊｉｎｊａ）ではフォローし、キャンペーン投稿を「いいね」するとプレゼントがもらえる企画を実施している。権禰宜の伊部瑞葵さん（２３）は「湯倉神社は湯の川温泉の発祥地。ぜひ足を運んでほしい」とＰＲする。

　同組合加盟の花びしホテル（湯川町１）では２１日まで色浴衣レンタルを用意。同組合の西村有人副理事長（４８）＝花びしホテル社長＝は「夏詣を通じ、観光客、地元客問わず湯の川温泉の魅力に触れてほしい」と呼び掛ける。問い合わせは同組合（０１３８・５７・８９８８）へ。

湯の川温泉旅館協同組合ホームページの二次元コード