障害持つ作家のアート味わって ACMが千年の森で作品展【清水】
心身に障害を持つ作家のアート作品を紹介することで社会とつなげる取り組みをしている一般社団法人Arts and Creative Mind(ACM、杉本志乃代表理事)は28日から、十勝千年の森(清水町羽帯)で作品展「ART For SDGs-Inclusive Art Fest十勝千年の森2022」を開いている。9月12日まで。
ACMは、脳に重い障害を持つ兄がいる杉本さんと、妹の萩中華世さんが設立した。多様な社会を広げる取り組みとして、障害を持つ作家自身と、アート作品を広く社会に紹介し、適正な価格で販売して作家に還元するなどしている。杉本さんは「障害を持つ作家の人たちは作品を創ることを純粋に楽しんでいる。その作品は見る人の心を豊かにし、力を与えてくれる」と話す。ACMは、活動拠点を東京から十勝に移した。
同森では、作家9人合わせて14点を展示、販売もしている。このうち飯塚月(るな)さんの「橙百合(だいだいゆり)と羽衣天魚」(2021年作)は、紙にボールペンと色鉛筆で、いくつものオレンジのユリと、躍動的で舞っているかのような金魚が一つ一つ繊細に描かれている。
作品展の鑑賞は無料。同森への入園料は別途必要。9月14~16日は、帯広市内の北海道ホテルで展示する。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3釧路の漫画家吉田さん、「スノウ」配信開始【釧路市】
4道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】