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函館新聞

23日に福マルシェ 陣川あさひ町会【函館】

福マルシェへの来場を呼び掛ける関係者

 函館市の陣川あさひ町会(上野山隆一会長)は、23日午前11時から同町会館で農水産物の販売イベント「福マルシェ」を初めて開く。町会活性化に向けた新しい試みで、市内では北浜町会、大町町会に続く第三弾。今回はサバのすり身(冷凍品)が初登場し、交通に不便さを感じる陣川地区の住民の買い物を支援する。

 5月に北浜町会、6月に大町町会が開いたマルシェには各200人が訪れ、盛況だった。今回も市町会連合会を通じ、函館の若手漁師集団「ハコダテフィッシャーマンズ」の発起人、熊木祥哲さん(41)=市漁協所属=が声を掛け、マルシェが実現した。

 フィッシャーマンズの活動を応援する、海産物卸問屋「福田海産」(宇賀浦町、福田久美子社長)はホッケのフライ(5枚入り400円)、ホッケのすり身(150グラム入り300円)、イワシのフライ(5枚入り350円)、イワシのすり身(150グラム入り300円)のほか、サバのすり身(150グラム入り350円)を用意。サバのすり身は食塩の代わりにみそを入れ、まろやかで優しい味。みそ汁に入れたり、ハンバーグのように丸めて油で焼いてもおいしい。揚げたホッケのフライ(2枚入り300円)も販売する。

 地場野菜は、白石農園や四稜郭ファーム坂爪農園など函館・近郊の4農園がズッキーニ、キュウリ、ホウレンソウ、ジャガイモ、トマト、ミニトマト、ブロッコリー、キャベツ、ニンジンなどを100~200円で売る。佐々木豆腐店(宝来町)が、木綿豆腐と油揚げを提供する。

 また、子どもが喜ぶ菓子、大人向けにはマスクや手指消毒剤、ティッシュなど日用品の詰め合わせを先着100人にプレゼント。市地域包括支援センター神山職員が「何でも相談会」も開く。

 上野山さん(57)は「活況を呈した北浜町会のマルシェを視察し、交通の便が悪い陣川でも開きたかった。魚の販売は町民も喜ぶし、マルシェが定例化すればうれしい」と話す。

 午後1時まで。商品がなくなり次第終了。問い合わせは同町会(0138・31・8855)へ。

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