グランプリのサッシュを掛け、ポーズを決める山口さん

　釧路市内で「ボディメイクジムルヴァン」（新橋大通６）を経営する山口正則さん（６２）が、９日に兵庫県で開催された「ベストボディ・ジャパン２０２２神戸大会」のベストボディ部門で見事グランプリに輝き、１１月に両国国技館（東京都）で開かれる全国大会への切符をつかんだ。山口さんは「グランプリは初なのでうれしい。全国大会でもグランプリを目指したい」と、喜びと抱負を語っている。

　同大会は、ベストボディ・ジャパン協会が主催するボディコンテストで、全国各地で開催され、各地区の上位者が全国大会への出場権を獲得できる。筋肉の大きさや美しさに重きを置くなど３部門があり、年齢別で争われる。

　山口さんがグランプリを獲得した部門は、健康的な格好の良さや美しさを競う健康美コンテストで、筋力量と身体のバランスが重要視される。６０歳以上が参加できるレジェンドクラスで、決められたポーズとフリーポーズ三つを審査員の得点で競い合い、７人が出場する中、見事グランプリに輝いた。

　山口さんは身長１７５㌢、体重６９㌔。大会には１６年から出場しており、１９年には予選大会となる札幌大会で準グランプリを獲得。昨年の全国大会では、道東初となる３位に輝いた。今年はグランプリ獲得を目指し、週に５～６日、仕事の合間を縫って体を鍛え、準備を進めてきた。

　１１月の本番を前に、９月に行われる札幌大会への出場も予定しており、山口さんは「札幌大会でもグランプリを取って弾みをつけ、悲願の全国大会に挑みたい」と話している。