今年もパトロールに出発【浦河】
13日から始まった全道一斉の「夏の交通安全運動」(~22日)の初日、浦河警察署前駐車場で交通安全関係者とパトカー5台が参加して出動式が行われた。
出動式には浦河署の佃正広署長ら署員や、地域安全安心アドバイザーに就任した元スピードスケート五輪選手で町教委職員の小田卓朗さんのほか、日高地区交通安全推進協議会長の池田拓浦河町長、浦河地区交通安全協会連合会の松本正美会長、浦河地区安全運転管理者協会の武田豊会長ら団体関係者約30人が参加。
佃署長は、22日まで10日間の重点に①飲酒運転防止②スピードダウンと全席シートベルトの着用③バイクと自転車④子どもと高齢者の交通事故防止―の4点を挙げ、「スピードの出しすぎや過労による居眠り、飲酒運転が夏の交通事故の傾向。これらのほか、悪質運転を重点的に取り締まっていきたい」とあいさつ。
来賓の池田拓町長は「これから夏のイベントが始まるが、飲酒運転をしない・させない啓発をしっかり行っていきたい」と参加者に協力を呼び掛けた。
地域安全安心アドバイザーの小田さん(30)は「これまで(競技人生では)は加速することばかり考えてきたが、これからは減速を心掛けて運転していきたい」と安全運転を誓った。
このあとパトカーなど警察車両5台はそれぞれの担当市街地をパトロールし、安全運転を呼び掛けた。
浦河署管内(浦河、様似、えりも)の12日現在の事故発生は8件(前年同期1件増)、傷者12人(同2人増)、死者はゼロ(同増減なし)と増加傾向にある。
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