【新ひだか】静内高校（池亀貞則校長、生徒４９９人）の「第72回静高祭」が９、10の両日、３年ぶりに開かれ、市街地を練り歩く恒例のみこしパレードを一般公開し、校内展示イベントは保護者公開のみで行われた。

　９日は開祭式後、体育館でクラス別のテーマで作成した衣装を着てランウェイを歩く「シズコレ」から始まり、午後は吹奏楽部を先頭に６月23日から製作してきたみこし14基が高校から国道を経て、みゆき通りをパレード。

　みこしはクラスごとに「大正浪漫」、アニメや映画のキャラクターなどを模して製作。生徒たちは衣装にも趣向を凝らして、沿道に集まった大勢の町民から歓声を受けながらパレード。給水ポイントではそれぞれがアピールし、観客の目を楽しませた。

　10日は校内で保護者を対象に展示発表。美術部や囲碁将棋部、図書局、書道部、茶道部の展示に多くの保護者が足を止め、体育館では有志によるバンド演奏などが行われ、３年ぶりの学校祭はにぎわいを見せた。

見物客の目を楽しませた各クラスの「みこしパレード」