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日高報知新聞

万歳で勝利を祝福【新ひだか】

【新ひだか】第63回宝塚記念(GⅠ、芝2200㍍)で優勝したタイトルホルダーを生産した町内静内目名の岡田スタッド(岡田牧雄社長)で26日、牧場事務所に関係者が駆け付けスタッフとともに万歳で祝った。

 同牧場は1972年、岡田蔚男代表により岡田蔚男牧場として開設され、84年に岡田牧雄代表が経営を引き継ぎ「岡田スタッド」と改称。以後生産だけでなく、育成に力を入れ規模を拡大、2011年に分場として日高町にオカダスタッド、新ひだか町にノルマンディーファームを有し、スタッフ約100人。生産馬には07年の有馬記念優勝のマツリダゴッホをはじめ、多数の活躍馬を輩出している。

 2番手を追走するタイトルホルダー(牡4歳、父ドゥラメンテ、母メーヴェ)は、直線で抜け出すと他馬を寄せ付けない圧巻の走りを見せ、2分9秒7のレコードタイムで優勝した。昨年の菊花賞、春の天皇賞に続くGⅠ3勝目。牧場では従業員ら6人が事務所のテレビでレースを観戦し、ゴールの瞬間は歓喜の声を上げた。

 従業員の八木澤充貴(みちたか)さん(41)は「阪神GⅠの3連勝は他にいないので、特にうれしい」レースに関しては「ペースがものすごく早かったが、騎手も冷静に対応していた。過去、抑えたレースは負けていたので、馬が成長し自らペース配分をしていた感じもあります」と話し、未来へ期待を膨らませていた。

 レース後は、牧場事務所に大野克之町長やJAしずない代表理事の片岡博組合長ほか、牧場関係者らが駆け付けて祝福。

 大野町長は「強いメンバーが多くいた中でのGⅠ優勝。距離も関係なく走れてますます楽しみ。町内産馬が優勝することは、これから始まる競りにも良い影響を与え、活況になる」と喜んだ。

万歳で優勝を祝う牧場スタッフと大野町長ら

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