B・Bと浦河町内を巡る【浦河】
浦河町特別アドバイザーを3月末まで2年間務めたプロ野球日本ハムファイターズのマスコット「B・B」と町を巡るツアー「B・Bと楽しむ!馬と自然満喫 B・Bみらい大志 浦河町ツアー」が4、5日に町内で行われた。「The HOME~B・Bみらい大志プロジェクト~」の一環。
地元の人が薦める穴場のビュースポットを訪れ、B・Bと一緒に浦河町の魅力を満喫するツアー。ツアー客は札幌市14人、道内6人、日高町2人のほか、道外から9人の計31人。
4日は昼前に町に到着。西幌別の町乗馬公園で昼食をとった後、2015年に町応援大使を務めていた大谷翔平選手(現米大リーグ・エンゼルス)、白村明弘元選手が名付けた馬などを見学。その後日本中央競馬会日高育成牧場に移動し、調教馬場など施設内を見学したり、B・Bとの記念撮影を楽しんだ。
夕方にはB・Bが特別アドバイザーの活動時に主に力を入れていた乗馬で、愛馬「ドゥビドゥ」にまたがり2年間の成果を披露。90㌢の障害飛越をクリアすると参加者たちから完成と拍手が起こった。
宿泊はうらかわ優駿ビレッジアエル。夕食後は、町役場から池田拓町長をはじめ商工観光課と産業課が町のPRを行い、池田町長は「夏イチゴ生産日本一」、「道内で一番古い映画館がある」、「サラブレッド」と3つの自慢、役場職員たちは町の四季、夏イチゴ「すずあかね」をテーマにスライドを使って説明。企画課はB・Bの2年間の活動をまとめた動画を紹介した。
5日は午前11時から向別のイチゴ農家「菅農園」を訪問。イチゴハウス2棟の中で、参加者たちが自由に「やよいひめ」を採ってその場で舌鼓。「おいしい!」「甘い!」と手が止まらない様子。昼食後は潮見町の「ルピナスの丘」に立ち寄り花々に触れ、最後は総合文化会館でB・Bがピアノ演奏を披露し、全日程を終えたツアー客は浦河を出発した。
神奈川県横浜市から参加した会社員の門田(もんでん)圭史さん(42)は「浦河に初めて来た。B・Bの活動をずっと見てきて、ツアーをきっかけに浦河に来れて良かった。馬が好きなので馬の近くでふれあう機会ができてよかった」と話し、B・Bは「ブログで情報発信してきたことをツアーに盛り込んだ。生で見て感動しているのが伝わった。自分をきっかけに浦河を知ってもらい、好きになってくれたらうれしい」とコメントした。
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