一般社団法人に組織移行【新ひだか】
【新ひだか】新ひだか観光協会(佐藤雅裕会長、会員284人)の一般社団法人に組織移行するための解散総会と社員総会が2日、地域交流センターピュアプラザで開かれた。同観光協会は、これまで組織移行のための準備委員会を立ち上げ検討協議を重ねてきた。
解散総会で佐藤会長は「令和3年度は、新型コロナの感染拡大の影響で観光業、飲食業が大打撃を受けている状況。当町のイベントもしずない桜まつりのみの開催となった。観光協会を任意団体から法人化に向けて準備委員会を立ち上げ、会議を幾度と開催し、この後の社員総会を迎えた」とあいさつ。
議案審議では、令和3年度の事業報告や決算報告、解散の承認(事業継承、財産譲渡、会員の引継ぎなど)の議案が承認された。
引き続き行われた一般社団法人の社員総会では、令和4年度事業計画や予算、定款、事業継承、財産譲渡、会員の引継ぎなどを審議し、新役員を選任した。
佐藤代表理事は社員総会で「一般社団法人の設立準備を進めて、4月1日に設立。設立の経過や事業計画、予算、役員の選任などの議案審議をお願いしたい」とあいさつ。
来賓の大野克之町長は「一般社団法人として、観光を盛り上げていくことが重要。近隣の町とも連携しながら、国立公園化に向けた取り組みや、来年は『アドベンチャートラベル・ワールドサミット(ATWS)2023北海道』の開催もあり、観光協会が引っ張って盛り上げていたたければ」とあいさつした。
4年度事業では、ぽっぽでの観光案内コーナーの運営や物産品展示販売コーナーの運営管理、まつりなど各種イベントへの支援と協力、観光周遊バスロマン・ロード号の運行、外国人観光客誘致に向けたインターネットなどでの情報発信のほか、新ひだか推奨品認証委員会事業支援などに向けた事業を推進する。
佐藤会長は「観光協会は、一般社団法人となり第一歩を踏み出す。新役員と共に観光振興のため一丸となって取り組んでいきたい」と述べた。
新役員は次の通り。任期は2年。
▽会長 佐藤雅裕▽副会長 市毛満、橋本勝司▽理事 高田敏文、河田朋弘、土屋祐喜、高田卓朗、四ツ屋義道、天野洋海、岩見将太、中村修司、河原秀幸、藤田昭好▽監事 志田力、福沢康弘
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