なよろアスパラまつりにぎわう・グルメテイクアウト販売人気【名寄】
「2022なよろアスパラまつり」が、29日午前10時から「よろーな」駐車場で開かれた。今年は3年ぶりの会場開催となり、旬のアスパラを買い求めようと大勢の来場者が列をつくり、スタッフたちも大わらわだった。さまざまなグルメのテイクアウト限定販売もにぎわいを見せた。
同まつり実行委員会(委員長・吉田肇なよろ観光まちづくり協会長)が主催。特産のアスパラを市内外へPRするとともに、駅前商店街のにぎわい創出へとつなげることを目的に開催し、市民に親しまれている。
コロナ感染拡大の影響で2020年は会場開催を中止し、抽選でアスパラを当選者の指定した人にプレゼントする特別企画を実施。昨年はドライブスルーによる予約販売を予定していたが、緊急事態宣言が発令されたため、イベント自体が中止となった。
今年は会場内での食事は禁止(水分補給は可能)、発熱や風邪といった体調不良の人は来場を控えることなど、感染防止対策を徹底し、3年ぶりの会場開催が実現した。
例年のようなアトラクションは割愛したが、旬の名寄産アスパラの直売をメインにしながら、さまざまなグルメの売店によるテイクアウト限定販売が行われた。
午前10時の開会前から会場外には大勢の人たちが集まり、開会とともに長い行列をつくった。その後も来場者が増え続けたため、当初の予定よりも30分早い午前10時半からアスパラの直売をスタートさせた。
アスパラは2Lサイズで300キロ600袋、Lサイズで350キロ700袋を用意。1袋500グラムで、両サイズ合わせて1人5袋までの販売とした。価格は2Lサイズ1袋900円、Lサイズ1袋800円。1人で5袋を買い求める人も多く、アスパラが続々と飛ぶように売れて大盛況。実行委員会のスタッフたちもうれしい悲鳴を上げていた。
また、食べ物の売店が並び、名寄市内や近隣市町村から11店舗(キッチンカー7店舗、テント4店舗)が出店。アスパラを使ったメニューをはじめ、さまざまな食材のグルメのテイクアウト限定販売が行われ、人気を集めていた。
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