朝市など観光地に活気 コロナ禍3年大型連休幕開け【函館】
春の大型連休が29日スタートした。コロナ禍3年目のゴールデンウイーク(GW)は国による行動制限がない中での幕開け。函館市内はあいにくの肌寒い天候ながら、サクラが満開の五稜郭公園など観光スポットには、家族連れなどの大勢の来場者が見られた。ベイエリアや元町も朝から観光客でにぎわい、久々に活気をとり戻しつつある。
屈指のサクラの名所である五稜郭公園は早朝から周辺の駐車場が満車、順番待ちの車列ができた。コロナ禍の規制により園内での飲食はできないため、来場者は立ち止まって桜を眺めたり、記念写真を撮るなど思い思いに花見を満喫していた。
札幌から家族4人で来函した会社員の中橋忠さん(64)は「毎年GWに函館の桜を見に来ている。一昨年と昨年はコロナ禍で本当に人が少なかった。今年はかなりにぎわいが戻ってきていると感じる。コロナ以前と比べるとまだ少ないが、来年はまた以前のような活気があふれる状況を期待したい」と話していた。
函館朝市の名物となっている駅二市場の元祖イカ釣り堀は、午前中から順番待ちができる盛況ぶり。釣ったイカはその場で調理し新鮮なイカ刺しを味わうことができるのが人気だ。
家族4人でイカ刺しに舌鼓を打っていた日高管内新冠町の公務員・飛渡(とびわたり)安徳さん(44)は「函館観光は7年ぶりで、5歳と2歳の息子を連れて初めて来た。思ったより観光地に人が多いのに驚いた」。長男の湊太くん(5つ)は「子どもの国でショベルカーを動かすアトラクションが楽しかった。初めて挑戦したイカ釣りも面白かった」と笑顔を見せていた。
関連記事
美深町産蜂蜜と福岡県添田町産ユズでクラフトビールを開発【美深】
美深町商工会青年部(馬場大輔部長)は、美深町産の蜂蜜と姉妹町の福岡県添田町産のユズ(柚子)を使ったクラフトビール「はちみつゆずエール」を開発して製造、5月15日から一般販売を開始する。美深白樺...
「農家のパスタ店」1周年 育てた野菜、特産も提供【池田】
道東自動車道の池田インターチェンジを降りて国道274号を本別方面に向かうと、農家の住宅内に3月でオープン1周年を迎えた「道行パスタ店」(池田町信取74ノ1)がある。八木茂美代表(66)は「大勢の...
地域食堂「つながり」 カレーで笑顔 大然寺で初開催【帯広】
子どもからお年寄りまで一緒に食事を囲む地域食堂を運営する一般社団法人「つながり」(門義昌代表)は21日、帯広市東5南8の大然寺で初めての食堂を開いた。地域から親子連れら約100人が訪れて、カレー...
中心街歩行者 目標遠く 藤丸閉店の影響も【帯広】
帯広市中心市街地活性化協議会(所紀夫会長)が24日、市内の帯広経済センタービルで開かれ、市は市中心市街地活性化基本計画(2020~24年度)の23年度末時点の状況報告などを行った。目標指標の一...
登別・室蘭空撮「絶景」 志賀さんヘリ体験搭乗【登別・室蘭】
陸上自衛隊幌別駐屯地主催のヘリコプター体験搭乗が14日、登別市緑町の同駐屯地で行われた。市内外から44人が参加して、同駐屯地から室蘭市の白鳥大橋を折り返す約15分間のフライトを楽しんだ。市内...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
2室蘭、登別で出店盛ん スーパーや飲食、衣料品店続々【室蘭、登別】
3ライトアップ初日を楽しむ 函館公園と五稜郭公園で花見電飾【函館】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5桜雲包む最北の城下町 松前さくらまつり開幕【松前】
-
1
米粉100%使用シフォンケーキ開発 函館のカフェ【函館】
2函館山山頂展望台の混雑解消、魅力向上へ 市が新年度から取り組み【函館】
3函館が舞台「名探偵コナン100万ドルの五稜星」公開始まる 関連イベントも盛り上がる【函館】
4丹頂市場 来月6日新装開店 カフェや炉端楽しんで【釧路市】
5森町地域おこし協力隊に元プロ野球選手の吉田さん着任【森】