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日高報知新聞

静内産米使用の「静内彗星」【新ひだか】

【新ひだか】静内産米彗星の純米吟醸酒「静内彗星」がこのほど完成し、しずない農協と観光協会、静内稲作振興会、町料飲店組合などで組織する新ひだか町地酒づくり協議会(会長・佐藤雅裕観光協会長)は、お披露目会を催した。今年で4年目の取り組み。

 「静内彗星」は昨年、静内豊畑の農業法人・豊穂(日蔭由昭代表)の水田35㌃で酒造好適米「彗星」を栽培して28俵分(1・68㌧)を収穫。醸造を上川管内上川町の酒造会社・上川大雪酒造に委託していた。

 製造場所は帯広畜産大キャンパス内の新たな酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」。酒は1200本製造。新しいラベルが貼られた純米吟醸「静内彗星」は、27日からAコープしずない店(静内田原463)と地酒と米のときわ(静内ときわ町3)、新ひだか観光協会(静内本町5)が運営管理する町観光情報センター「ぽっぽ」の3カ所で、瓶詰720㍉㍑、2090円(税込)で販売し、5月末までは1870円(税込)の限定価格で販売を開始した。

 同協議会の佐藤会長は、「非常に飲みやすく良い酒ができた。静内産の米で作った地酒をPRし、町を盛り上げていきたい」と話した。試飲した豊穂の日蔭代表は、「香りがすっきりして、最高の味」、地酒と米のときわの不動新作代表は「華やかな香りで、米のうま味が凝縮している」などと感想を話した。

「静内彗星」の新ラベルを付けて販売

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