元気に返事をする堺町小の一年生

　浦河町内４小学校（浦河、堺町、荻伏、浦河東部）の入学式が７、８日に各校で執り行われ、真新しいランドセルを背負った新一年生が父母らと手をつないで登校し、元気に小学校生活をスタートさせた。

　今年度、新一年生として町内の小学校へ入学した児童数は、浦河小学校12人、堺町小学校42人、荻伏小学校４人、東部小学校10人の計68人となっている。入学式は、浦河小、荻伏小、浦河東部小が７日、堺町小が８日にそれぞれ挙行した。

　このうち、堺町小（品田和輝校長）の入学式は８日の午前10時から同校体育館で行われ、42人の児童が入学した。

　式典には、来賓の浅野浩嗣教育長、葛西生昇ＰＴＡ会長と教育委員のほか教職員が出席。新型コロナウイルス感染防止の観点から在校生は児童会役員７人のみが参加し、新１年生を迎えた。

　式辞で品田校長は「一年生になった大切な日に、みなさんにひとつだけ約束してほしいことがあります。毎日、大きな声で、おはようございます！こんにちは！さようなら！と元気にあいさつをすること。校長先生とあいさつの練習をしてみましょう！」と呼び掛け、児童たちと元気いっぱいのあいさつを交わした。

　一年生の紹介では、担任が新一年生一人ひとりの名前を呼ぶと、手を挙げて起立し、元気な声で「はい！」と返事をした。

　児童会長の近藤百恵さんが「みなさんが来ることをとても楽しみにしていた。これから学校生活の中で困ったことがあったら、上の学年の私たちになんでも聞いてください。一年生が笑顔で楽しめるように児童会としても努力していく」と新一年生の入学を歓迎した。

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　入学式の前には、６日からスタートした春の全国交通安全運動に合わせて、新入学児童交通事故防止啓発活動が各小学校の玄関前で行われた。

　堺町小学校前では、浦河町交通安全母の会と地域交通安全活動推進委員のメンバーをはじめ、町教委の浅野教育長、日高教育局の行徳義朗局長、日高振興局の森田和寿くらし・子育て担当部長、浦河警察署職員らが、初登校の児童一人ひとりに、蛍光色のランドセルカバーや交通安全ワッペン、交通安全啓発パンフレットなどが入った手提げ袋を手渡し、「車に気を付けて登校してね」と交通安全を呼び掛けた。

新一年生に交通安全を啓発