ひまわり支援マーク配布 見えにくい障害に気付きやすく 新千歳
北海道エアポート(HAP、千歳市)は、障害者らの安心な空港利用をソフト面から支えようと、「ひまわり支援マーク」のストラップを新千歳空港で配っている。外見だけでは障害の有無が分からない人などに着けてもらうことで、周囲が気付いて支援しやすくなる取り組み。9月30日まで試行して需要を見極める予定だが、HAPは「道内の他空港にも広げたい」としている。
中央大学研究開発機構(東京)、交通エコロジー・モビリティ財団(同)と共催。
文字通りヒマワリをあしらったカードやストラップで、障害者の困りごとなどを「見える化」した。カードに日本語もしくは英語で、連絡先や必要とする支援などを記入し、ストラップで身に着ける。HAPによると、2016年にイギリスのロンドン・ガトウィック空港で始まり、世界20カ国の98空港で採用または採用予定という。国内では3月に羽田が始めたのを皮切りに、今月4日にスタートの新千歳が5カ所目となる。
国内線ターミナルビルの総合案内所7カ所、日本航空スペシャルアシスタンスカウンターで配布。対象は認知症や自閉症、学習障害、不安症、精神障害、高次脳機能障害、視覚障害、聴覚障害などの障害があり、周囲に知らせることを希望する人。HAP新千歳空港事業所は「外から見えにくい障害のある方に、気付くことはなかなか難しかった。ストラップを着けてもらえれば、速やかな支援につなげられる」と強調している。
関連記事
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】