ピエール・カレ選ばれる、北のハイグレード食品に のぼりべつ酪農館【登別】
チーズ好きにはたまらない一品
道が優れた道産食品を認定する「北のハイグレード食品2022」に、乳製品や畜産加工品を製造販売する、のぼりべつ酪農館(登別市札内町、三浦学社長)の「ピエール・カレ」が選ばれた。独特の風味が特徴のチーズで「チーズ好きにはたまらない一品」(同館)となっている。
道の「北のハイグレード食品」の取り組みは、道産食品の魅力を広くPRし、販路拡大やさらなる魅力アップを目的に2010年度から開始。一流シェフや百貨店のバイヤーなど専門家が選考し、選ばれた商品は道内の特産品を取り扱うアンテナショップなどで販売される。
今回は、全道から117品の応募があり、17品が選ばれた。同館の商品が認定されたのは今回が初めて。
ピエール・カレは、フランス語で「四角い石」の意味で17年から製造している。塩水で洗いながら熟成させるウォッシュチーズで、酵母菌を使って発酵させた珍しいチーズだ。
熟成が進むにつれて柔らかさが増し、コクと香りが深まる。蜂蜜やジャムなどと一緒に食べると、風味が軽減。スイーツのような味わいが楽しめ「普段チーズを食べない人でも食べやすくなる」(同館)という。
同館営業部の橋本詩穂さんは「まさか選ばれるとは思わなかったので素直にうれしいですね」と笑顔。「ぜひチーズを食べる機会が少ない人も一度食べてみてほしい」と話している。
ピエール・カレは200グラム1728円(税込み)。問い合わせは同館、電話0143・85局3184番へ。
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