【新冠】新冠温泉レ・コードの湯ホテルヒルズは、老朽化した温泉施設・機械設備の改修工事が終了し、１日からリニューアルオープンした。同ホテルヒルズの運営・サービスの提供は、１日から新たに選ばれた指定管理者の「北海道ホテル＆リゾート」（本社・富良野市）が行っている。

　２月１日～３月31日までの２カ月間は全館を休館してリニューアル工事が行われ、機械設備の改修や浴槽のタイル張り、脱衣所の内装貼り替え、新たに子どもたちが安心して過ごせるキッズコーナーを設置した。

　館内には各種雑誌や今後３０００冊のコミック本も配置する予定。屋上テラスには天体望遠鏡も配置し、家族で楽しめる空間づくりに配慮した。

　３月31日は、町と北海道ホテル＆リゾートの運営協定書が取り交わされ、施設の内覧会も実施。町からは鳴海修司町長や山本政嗣副町長、佐渡健能企画課課長らと北海道ホテル＆リゾートから小林英樹代表取締役、森川清美副社長（総支配人）、環明彦専務が出席。

　鳴海町長は「いよいよ、指定管理による新たな運営が始まり、町民を始め多くの利用者拡大につなげていただきたい」と話し、小林社長は「住民の方々からいろいろな意見をいただきながら、地域を盛り上げていきたい」と意欲的に話した。

　新冠ホテルヒルズの関場完治支配人は「長い間、リニューアルに時間がかかりましたが、準備が整い多くの人に利用してほしい」と来館を呼び掛けた。

　問い合わせは、同施設（☎０１４６・４７・２１００）へ。

握手を交わす鳴海町長と小林代表取締役（右）

機械設備などの改修がされた入浴施設