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十勝毎日新聞

道道ホロカヤントー線 水平線と描く“T”の文字【大樹】

 

 ルート336号「ナウマン国道」から大樹町晩成温泉へ。メガファームの側を通過、いくつかのカーブをたどると突然、視界が開ける。道道ホロカヤントー線(881号)。温泉の入り口に通じる、なだらかな1本道だ。道路の先を見渡すと、青い水平線が広がっている。

 晩成地区は大樹を代表するレジャースポット。晩成温泉は国内有数の濃度を誇るヨード泉で、日の出を拝めると人気が高い。近接する宿泊研修施設と一緒に民間に管理運営を委託しており、「キャンプスペースの拡充が計画されている」(町)という。

 周辺には貴重な草花の群生地や遺跡(竪穴式住居群)もあり、夏場は社会教育のフィールドに。冬場はホロカヤントーのワカサギを目当てに多くの釣り愛好家や家族連れが訪れる。

 なんと言っても一番の魅力は雄大な太平洋の景色。晩成温泉の近くで簡易宿泊を営む事業者は「目の前の大海原は絶景。秋には山側(光地園)に移転するのだが名残惜しい」と語る。

 水平線と道路を合わせると大樹の頭文字「T」に。今年も多くのレジャー客がこの1本道を往き来するのだろう。

<大樹町晩成地区>
 変化に富んだ自然環境に恵まれ、草花の群落、海岸湖(ホロカヤントー)、海跡湖(オイカマナイトー)などで構成。道指定文化財「十勝ホロカヤントー竪穴群遺跡」、依田勉三率いる晩成社が畜産を営んだ史跡もある。晩成温泉は町営でスタートし、現在は民間に運営を委託している。

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