一人一人名前を呼ばれ、明るい返事で応え、起立する新入社員

　道中小企業家同友会函館支部（嘉堂聖也支部長）は２４日、合同入社式をホテルテトラで開き、新年度から会員企業１１社で勤める新入社員１７人が、社会人としての第一歩を踏み出した。

　合同入社式は同支部で１９８５年から開催。この日新入社員は勤務先となる企業担当者が見守る中、緊張した面持ちで出席した。

　嘉堂支部長（カドウフーズ代表）はあいさつで「新型コロナウイルスの影響もあり、大変な状況の中、地元企業に入ってくれたことに感謝したい。それぞれが夢をしっかりと持って、上司のサポートを受けながら自分の目標にたどり着いてほしい」とエールを送った。新入社員紹介では企業ごとに一人一人名前を呼ばれると起立し、明るい返事で応えていた。

　式後には、マナー研修会も開かれ、働くことの意義や社会人としての心構え、名刺交換、電話応対といったビジネスマナーを学び、これから始まる社会人生活に向けて意識を高めた。