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日高報知新聞

まちづくりプロジェクトアイデア決定【浦河】

 浦河青年会議所(背山誓正理事長)は、まちづくりのアイデアを募集する「うらかわまちづくりプロジェクト2022~あなたのアイデアがうらかわを変える~」の採用アイデアをこのほど決定した。浦河町内の浦河商工会議所内で14日に受賞式が執り行われ、特賞を受賞した永平楓果(ふうか)さんと小田柚々綺(ゆずき)さんに賞金5万円と表彰状が贈呈された。

 町内外問わず誰でも応募できる、まちづくりのアイデア募集企画。特賞には賞金5万円、特別賞には賞金1万円が贈られる。

 子どもたちからのイベントのアイデアや、移住、企業誘致、スポーツ・エンタメの誘致など多彩なアイデアが寄せられ、応募総数84件のうちから厳選な審査の結果、永平さんと小田さんが提案した「アンブレラスカイ」が特賞に輝いた。また、特別賞には、石田妙子さんの「アンモナイトでまちおこし」、中田和久さんの「みんなで作ろう夢タウン」、向谷地宣明さんの「リトリートワークブレイス」が選ばれた。

 同会議所メンバーが、22年内に実現できるアイデアを第一条件として、コロナ禍で活動が制限される中でも延期や中止にならないこと、町の人たちと一緒に作り上げていけるようなものを基準に選考を進めてきた。

 永平さんと小田さんは、今月、浦河高校を卒業したばかりの18歳。「学校での活動や経験を生かして2人でやってみよう」と協力して、世界各地で催されている祭りなどを調べて参考にしながら、浦河でもできることを検討。「コロナ禍でいろいろな人と関われない。人が集まらなくてもできることを考えよう」との思いで、大通りの歩道沿いに、色を付けたりライトで飾り付けたカラフルな傘を並べて華やかな通りを演出する「アンブレラスカイ」を発案した。

 受賞式には、特賞の永平さんと小田さん、特別賞の中田さんが出席。同会議所の背山理事長が「素晴らしいまちづくりのアイデアを創作した」と栄誉をたたえ受賞者に表彰状と賞金を手渡した。

 受賞した永平さんは「まさか特賞を取れると思っていなかったので驚いた。実現したところをぜひ見たい」、小田さんは「頑張ってデザインしたので、とてもうれしい。実現するのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

 同会議所では、特賞のアイデア「アンブレラスカイ」の実現に向け、4月から実行メンバーを集め、夏頃の開催を目指す。

表彰状を手にする小田さん(中央)、永平さん(右)と背山理事長(左)

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