励みになる初入賞【新ひだか】
【新ひだか】第69回写真道展(北海道新聞、北海道写真協会共催)の審査が2月26日、27日の両日に行われ、谷岡隆さんの「霧氷牧場」が第2部 (観光・産業)で3席に入賞した。
今回の応募数は3390点、そのうち第2部は685点で1、2席に次ぐ3席に入賞した。
谷岡さんは町内静内に住んでいる縁から日高地方にこだわり、日頃から野鳥、風景などを撮影し、フェイスブックなどで野生動物たちが輝く瞬間や四季の移ろいを紹介している。
写真コンテストには、それほどこだわりはなかったが、撮り貯めた写真が多くなるにつれ、このままお蔵入りするのはもったいないと思い4、5年前から積極的に道内二大写真コンテストの「北海道野生生物写真コンテスト」、「写真道展」に応募を始めた。1月に、北海道写真協会と浦河支部に入会した。
昨年は第27回北海道野生生物写真コンテストで、十勝川流域で撮影した絶滅危惧種シジュウカラガンが2席に入り、写真道展も第2部に初入選した。
谷岡さんは「今回受賞作は昨年12月、オオワシ、オジロワシ生態調査に行く途中、冷え込んだ朝の影響で静内では珍しく霧氷が辺りを包み、サラブレッドが並んでいたので夢中で撮影した。隊列は、数秒で崩れたので撮れたのは運が良かった。写真道展入賞は、コンテスト最大の目標で、少し前までは夢のまた夢。受賞作を新聞紙上で見てはすごいと感心していたので夢が叶ってうれしい。今後も精進し感動する作品を撮りたいと思う」と感想を話した。
なお、第69回写真道展の表彰式は、5月1日、札幌市民ギャラリーで行われる。また、受賞作の展示が同ギャラリーで4月26日から5月1日で行われた後、6月9日から12日に苫小牧市文化交流センター、全道15のまちでも展示される。
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