ペンション、画廊に一新 「草原の風」12日オープン【清水】
清水町内でペンションを経営していた八木啓輔さん(78)は、十勝に住む画家の創作活動の一助に-と、ペンションをやめて施設を新たにアートギャラリー草原の風(清水町清水8線35)として整備した。12日にオープンする。八木さんは「十勝の画家を応援したい。個展など希望がある画家は相談してほしい」と話している。
八木さんは東京出身で、40年ほど前に十勝に移住し、足寄町内でレストランを開業。1999年に現在地に移り住み、愛犬と一緒に宿泊できるペンションを経営していた。リピーターが多かったが、コロナ禍で宿泊の利用は激減。1年ほど前に宿泊施設をやめることを決断した。
元ペンションの建物は基礎と屋根を除き、八木さん自身が建てた。「夫婦2人で住むだけだったので、空いている部屋を活用して十勝の画家の作品を展示、販売して創作活動を手助けできればと思った」と話す。八木さんも油彩画を描き、平原社展で複数回の入選と2019年には佳作賞を受賞している。
オープン時に展示しているのは十勝の画家で油彩の由良真一さん(池田町)、日本画の小松志津江さん(清水)、油彩と水彩の山元明さん(芽室)、八木さんの母希沙子さん(故人)の植物画。八木さんの作品もある。展示作品は購入することもできる。
ギャラリー名の「草原の風」は、「牧草地に囲まれ風が和ませてくれるから」と命名。4室と建物中央のホールに作品が展示され、それぞれの作風や技法、個性の違いを感じながら見ることができる。
ギャラリーは道道清水大樹線沿い。開館は午前10時半~午後5時、休みは水・木曜。問い合わせは八木さん(080・1975・7266)へ。
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