【新冠】ＪＡ共済主催の「第65回ＪＡ共済全国小・中学校書道コンクール」で新冠小学校（五十嵐重信校長、児童１２６人）が学校賞を受賞し８日、同校体育館で伝達式が行われた。

　コンクールは次世代を担う小中学生に相互扶助と思いやりの気持ちを伝え、児童・生徒の書写教育に貢献することが目的。　

　書道コンクールは、「条幅の部」と同校が受賞した「半紙の部」があり、同校から６年生30人が応募。全国では「半紙の部」に１万２０７１校で74万５２７７点の応募があった。この中から47都道府県で各１校が選ばれ、北海道では同校が受賞。

　この日は、同校体育館で密にならないように３年生以上が参加。五十嵐校長は６年生代表の羽下芽生（はが・めむ）児童会長（12）へ賞状と副賞のテントを贈った。　

　五十嵐校長は「３学期になり、ますますコロナが勢いを増し、落ち込むことが多かったが、書道コンクールで北海道では新冠小１校だけが選ばれた。皆で力を合わせ挑戦したことが、受賞という形になりとてもうれしい」と児童に伝えた。また副賞として送られたテントは、受賞した６年生が同校のために使ってほしいと学校へ送った。

　羽下児童会長は「小学校生活の良い思い出になった」と話していた。

賞状を受け取る羽下児童会長（左）

副賞のテントの前で６年生児童