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十勝毎日新聞

メムアースにレストラン 宿泊者食堂を改装 今夏にも【大樹】

 大樹町芽武の「メムアースホテル」(野村昌広社長)は今夏にも、敷地内でレストランの開業を計画している。宿泊者向けの食堂をリニューアル、北海道・十勝産の食材にこだわったオリジナル料理を提供する。野村社長は「日本の食を支える十勝で、生産者と消費者を結ぶ場をつくりたい」と話している。

「生産者と消費者をつなぐレストランに」と語る野村社長と、レストランにリニューアルするD型ハウスの室内

 メムアースホテルは、世界的建築家の隈研吾さんによる実験住宅と十勝の自然を融合させた新しいタイプのリゾートを提案。放送作家で脚本家の小山薫堂さんが監修し、2018年にオープンした。

 専属のシェフを配置しているが、これまでは宿泊者の料理のみを提供。今回、北海道・十勝の食をキーワードに幅広く人が集う場をつくろうと、レストランの開業を企画した。5月にも食堂(D型ハウスを応用した建造物)の改装に着手、7月ごろの営業開始を想定している。

 コンセプトは「北海道・十勝料理」。十勝を中心に道内各地の篤農家とネットワークを構築、特色ある食材を調達し、和洋のジャンルにとらわれない自由な発想の料理を提供する考えだ。大樹町内で循環農法に取り組むグループ法人のジャガイモ、豆、そばなども利用する。

 野村社長は「十勝は大規模経営の一方で、こだわりの作物づくりに取り組む生産者も多く、非常に特色ある地域。生産者の顔が見えるレストランを展開し、思いが込められた作物の価値を高めたい」と話している。

 同ホテルではレストランスタッフを3人募集している。問い合わせは同ホテル(01558・7・7777)へ。

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